オドントグロッサム Odontoglossum

講師:稲吉洋蘭 稲吉繁光

どんな植物?

中南米アンデス山脈の雲霧林、標高2500m以上の高地自生している着生ランです。
19世紀初めに発見され、花の形から、オドント(歯)グロッサム(舌)と名付けられました。
冬の寒さに比較的強い洋ランです。

ダイアナ妃のウェディングブーケに、白色のオドントグロッサムが用いられたことが知られています。花言葉は‘特別の存在’

置き場所

夏場は戸外で風通しの良い所に置きましょう。冬場は室内に取り込みましょう。最低3度あれば冬越ししますが、13度以上に保たれてれば申し分ありません。但し、暖房機の近くのような、極端に乾燥する場所は避けましょう。

日あたり

春から秋までは50%程度の遮光をして葉焼けを起こさないように管理して下さい。

冬場は出来るだけ明るい所が良いでしょう。

水の与え方

基本的に植え込み材が乾いたら灌水というのが原則です。バークチップで栽培されているものは2日に1回、ミズゴケで栽培されているものは4日に一回水を与えます。夏場は湿らせ気味、冬場は少なめが良いでしょう雨の日は水を与えない方がいいでしょう。

肥料

緩効性の肥料を春か秋に少量与えます。与えるときは、バックバルブ側に与えましょう。

病害虫

春先はアブラムシがつきやすいです。

新芽や花芽に対するナメクジによる食害にも注意が必要です。

ワンポイント

夏の暑さに弱いため、高冷地や日本北部の栽培がオススメです。

暑い地方では夏は風通しの良い日陰など、できるだけ涼しい所で管理します。特に日中温度が上がった場合夜間の温度を下げることがポイント。夕方に水をしっかり与えて気化熱で鉢の中の温度を下げます。