シンビジューム Cymbidium

講師:粟野原園芸 粟野原潤

どんな植物?

原種はベトナム・インド・ネパール・ミャンマー・中国・日本など、アジアの熱帯から温帯、またはニューギニア・オーストラリアなどに自生しています。日本の春蘭などもシンビジュームの仲間になります。
おもに販売されているのは改良された交配種で、大変花保ちがよく、また寒さにも強いので人気のある洋らんです。

置き場所

春から秋までは戸外で鉢と鉢の間隔をできるだけ開けて風通しの良い所に置きましょう。
寒さには強いので霜が降りる直前まで戸外で大丈夫です。
冬場は室内に取り込みましょう。最低5度あれば冬越ししますが、10度以上に保たれてれば申し分ありません。
但し、暖房機の近くのような、極端に乾燥する場所は避けましょう。

日あたり

日光を大変好む植物です。
春から秋までは35%~50%程度の遮光をして葉焼けを起こさないように管理して下さい。
強い光を短時間より、多少弱くても長時間日光にあたるようにしましょう。
冬場でもよく日のあたる窓辺に置きましょう。

水の与え方

春から秋の成長期にはしっかりと与えましょう。
与える時は鉢の下から水が出るくらいしっかりあげましょう。
また鉢の中で根がぎっしり張っていてなかなか水がしみ込まない鉢は、バケツなどに水をためて5分程度鉢ごと沈めておくとよいでしょう。
冬場は成長期に比べて少なめでいいですが、つぼみが付いてから咲くまでの間の水切れには注意してください。

肥料

新芽が特に伸びる春先から7月いっぱいまでは油粕や骨粉などの固形肥料を与えます。
液体肥料は春先から9月いっぱい与えるようにして下さい。
化成肥料を置く場合は水やりが少ないと根が肥料焼けを起こす事がおるので気を付けてください。
冬場はいっさい肥料はいりません。

病害虫

丈夫な種類ではありますが、春先や梅雨が終わる頃にダニが付く事があります。ハダニが付くと株の勢いがなくなり花芽が付かなくなる事があるので注意してください。葉の裏をたまに観察し、ダニの細かな点々が出てないかたまにチェックして下さい。見付けた時はすぐにダニ用の殺虫剤を散布しましょう。

ワンポイント

シンビには他の蘭にはない『芽かき』と言う作業があります。
春先に6号鉢なら2~3個、7号鉢なら3~4個くらいバランスの良い芽を残して、それ以外それ以上に出てきた芽は取って下さい。
植え替えなどについては洋らんの専門書をお読み頂くか、JOGA加盟洋らん園でお尋ね下さい。

 

 

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