ジゴペタラム Zygopetalum

講師:赤城洋蘭園 春田裕二

どんな植物?

ジゴペタラムの原種は、ブラジルを中心に約20種が中南米に分布する着生、半着生ランです。開花期は秋から春にかけて開花します。花は平開し、やや肉厚、茶褐色の花びらに青紫のリップ、良い芳香を放ちます。また、花茎も長く伸び花を多数つけるため、切花としても楽しめる物が多くあります。

置き場所

春から秋までは、戸外の風通しの良い涼しいところか木陰で栽培し、鉢と鉢の間隔をできるだけ開けて置きましょう。 冬場は室内に取り込、日の良くあたる場所に置きましょう。最低10度あれば生育しますが、潅水を控えて、乾かし気味に育てれば7~8℃でも冬越できます。 但し、エアコンや暖房機の噴出し口など、極端に乾燥する場所は避けましょう。

日あたり

葉焼けを起こしやすく、弱光を好む植物です。 春は30~40%、夏は50%程度の遮光をして葉焼けを起こさないように管理して下さい。 冬場は直射日光でも良いですが、10~20%程度遮光します。弱い光でも長い時間日の光にあてた方が良いでしょう。

水の与え方

非常に水を好む洋蘭なので、年間を通して水を切らさないようにします。とくに春から秋の成長期には、たっぷりと与えましょう。
冬は株の休眠期にあたるので、潅水の回数を少し控えましょう。

肥料

新芽が伸びる生育期の4月から7月いっぱいまでは油粕や骨粉などの固形肥料を与えます。
あわせて、薄めの液体肥料を固形肥料と平行して4月から9月いっぱいまで与えるようにして下さい。
化成肥料を使用する場合は、根が肥料焼けを起こす事があるので、しっかり潅水をして下さい。

病害虫

害虫としてカイガラムシ、ハダニがつきやすく、見付けた時はすぐに専用の殺虫剤を散布しましょう。
病気は、ウイルス性の病気にかかりやすく、黒点病などの定期的な予防が必要です。

ワンポイント

ジゴペタラムは温度さえ保てれば比較的育てやすく、株分けで増やせます。ただ、ウイルス病に大変かかりやすく、株分け時には使用する道具の消毒をしっかりしてから行いましょう。その他わからない事は、お近くのJOGA加盟洋らん園で聞いてみましょう。

 

 

 

 

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