セロジネ Coelogyne

講師:須和田農園 江尻宗一

どんな植物?

セロジネは東南アジア一帯に自生する着生蘭です。北はヒマラヤの山麓から、南はインドネシアの島々までその自生する環境は様々で、非常に寒さに強い種類と、暖かくないと育たない種類があります。冬から春にかけて咲く白いクリスタータやオクラセアなどは寒さに強い種類です。初夏咲きのパンジュラータや、不定期咲きのスペシオサなどはあまり寒さには強くないので冬の温度には注意しましょう。ほとんどのセロジネは香りがありますが、甘い香りからやや臭みのあるものまで様々です。 

置き場所

春から秋までは戸外で風通しの良い場所に置きましょう。寒さに強い種類は霜の降りる直前まで戸外で大丈夫です。寒さに強くない種類は秋中頃には室内に取り込みましょう。冬の間は室内の窓の近くに置き、日光が当たるようにしておきましょう。冬の最低温度は寒さに強い種類は5℃程度、寒さに強くない種類は10℃程度は保つようにしましょう。

日あたり

日陰を好むと誤解されがちな蘭ですが、年間を通して明るい日射しを好みます。出来るだけ良く日光の当たる場所において栽培しましょう。真夏の強い日射しは35-50%程度の遮光をして、葉焼けなどがおこらないように管理します。冬はガラス越しの日光に直接当たっても大丈夫です。

水の与え方

ほとんどのセロジネは水が好きです。水は季節を問わずしっかりと与えましょう。水が足りなくなるとバルブにしわが寄りやせ細ってきます。ある程度までは回復可能ですが、極端にやせてしまいますと株そのものが弱ります。水やりのポイントは、冬はいつもしっとりと濡れているように、真夏は絶対乾かさずタップリと、特に熱帯夜があるような場合は日中の水やりの他に夕方、株とその周囲に水を打って涼しくしておきましょう。

肥料

春半ばから秋までしっかりとタップリ肥料を与えます。春から夏の初めまでは固形肥料を与え、同時に春から秋まで液体肥料を週に1回程度充分与えます。肥料がしっかり効いていると秋の半ばから大きなバルブが完成してきます。

病害虫

ほとんど病気もなく、また害虫もつかない洋らんです。ナメクジだけはつぼみを狙ってきますので注意しましょう。

ワンポイント

冬の低温に耐える種類と、寒さには弱い種類をしっかり見極めておきましょう。持っているセロジネがどちらの種類かわからない時はJOGA加盟洋らん園で聞いてみましょう。

 

 

 

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