マスデバリア Masdevallia

講師:えるむ花園 川面豊樹

どんな植物?

マスデバリアは中南米を中心に自生する着生蘭で、500以上の原種が知られています。低地産で暑さに強い種も若干ありますが、その多くはアンデス山脈の標高2000m前後に自生するため日本の夏の暑さを苦手とします。
他の蘭に比べて花色が豊富で、特にコロンビア産のコクシネアやイグネアは目の覚めるような鮮やかな花色で大変人気があります。

置き場所

夏をいかに涼しくできるかがポイントとなります。北日本は夏は戸外の風通しの良い半日陰におきましょう。それ以外の地域では低地産の種以外はクーラーが必要となるでしょう。冬の最低温度は10℃前後を保ちます。

日あたり

年間を通して半日陰で育てますが、あまり暗すぎると花付きが悪くなります。夏は50-75%、冬は30%程度の遮光をします。

水の与え方

水を大変好みますので年間を通して乾かしすぎないようにたっぷり与えます。
鉢の水や空中湿度が足りないと新芽がアコーディオン状になってしまいますので注意しましょう。

肥料

他の蘭のような長い休眠期はありませんので、夏以外の季節に液体肥料をつきに2~3回ほど与え続けます。根の良く張った株には固形肥料も効果があります。

病害虫

新芽と花芽にアブラムシが付くことがあります。またナメクジも大事な新芽と花芽をねらってきますので注意しましょう。

ワンポイント

原種の場合は自生地の標高を、また交配種の場合はどの原種が親に使われているかを調べて適切な温度環境を設定しましょう。
最近はクーラー設備のあるケース等で栽培を楽しむ方も増えてきました。暑がるからといって敬遠せず、ぜひ栽培に挑戦してみて下さい。

 

 

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