ミニカトレア Mini Cattleya

講師:仙台洋ラン園 萱場修一

どんな植物?

カトレアの中でも小型に品種改良されたミニカトレアは、カトレアとその近縁属(ソフロニティス、レリア、ブラサボラ等)を交配し人工的に作り出された品種です。色彩や形状もバラエティーに富み、様々な花を楽しむことができます。また低温にも比較的強いことから、家庭でも容易に栽培できます。

置き場所

冬~春期(10月~5月)は室内で管理し、窓際の日当たりの良いところで管理します。温度は12℃以上が望ましいですが、8℃以上あれば枯れることはありません。夏場は屋外で管理し半日陰の風通しの良いところで管理します。

日あたり

カトレアは全般的に日光を好みます。冬の間は室内でもできるだけ日当たりの良いところで管理し、直射日光でも問題ありません。3月から5月のまだ日差しの強い時期は、葉焼けをおこす場合があるので、レースカーテン1枚程度の遮光が必要です。夏場の屋外管理の際にも50%程度の遮光をしましょう。

水の与え方

カトレアは着生ランですので、乾いたらたっぷり潅水することがポイントです。植え込み材料を手で触ってみて、乾いていたら十分に潅水し、また完全に乾くまで潅水は控えます。水のやりすぎは根ぐされの原因となりますので注意しましょう。特に冬場に温度がとれない環境下では潅水は控えめにします。

肥料

ほとんどの品種が春に新芽を出します。肥料はあくまで新芽の成長を補うためのものなので、新芽が伸びている間の施肥が効果的です。施肥の量も3寸の鉢程度なら、固形油粕1個程度で十分です。肥料のやりすぎは花付きを悪くするばかりか、根ぐされの原因となりますので注意しましょう。

病害虫

害虫:カイガラムシがつきやすいので定期的に殺虫剤などで消毒をします。また新芽や新根が伸びる時期にはナメクジの駆除にも心がけます。

病気:葉の表面にモザイク班が現れた場合にはバイラス病の可能性もあります。他の株にも感染する恐れがあるので、専門家に株をみてもらうなどして、早めに対処します。 

ワンポイント

比較的丈夫な洋蘭なので、管理は容易です。一言でミニカトレアといっても、様々な交配があり、多少管理方法が異なる場合もあります。専門家に相談するなどして適切な管理をしましょう。一番重要なポイントは適切な潅水です。自分の環境にあった潅水、施肥を心がけてください。バルブにシワがよってくる症状は、その大半が根ぐされですので、適期に植え替えをしてあげます。その際には最寄りのJOGA加盟店に相談すると、適切なアドバイスが受けられます。

 

 

 

 

 

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