デンドロビューム (フォーミディブルタイプ)

    Dendrobium (Formidible Type)

講師:五台山洋蘭園 野中善秀

どんな植物?

デンドロビューム・フォーミディブルは、インドやタイの高温地帯に自生する「フォーモサム」と、山岳地帯に自生する「インファンディブラム」の交配種です。比較的寒さに強い洋蘭で開花時期は4~7月頃、白い清楚な花を香りと共に楽しむことができます。デンドロビュームの中では一輪の花が大きく、花だけ見ればカトレアと見間違うほどです。

置き場所

春から秋は、日光の当たる風通しの良い戸外に置きましょう。6月の梅雨と9月の長雨の時期は、一時的に雨が当たらない場所に置きます。明け方の最低気温が10℃以下になる頃には、戸外から室内の日の当たる場所に移動します。

日あたり

年間を通じて日光に良く当てましょう。ただし直射日光に当てると葉が黒く焼けてしまうので30%~40%程度の遮光下で育てましょう。冬場はガラス越しの日光でも大丈夫です。花が咲いている時に少しでも日光に当てると香りがする種類もあります。

水の与え方

つぼみや花の開花時期は、2~3日に一度、たっぷりの水を鉢底から流れるくらいあげましょう。新芽と新根が伸び始めた頃からは、一週間に2回程度の間隔でたっぷりと与えます。また、寒くなり始めたら、一週間に1回程度の間隔まで控えましょう。天気が悪く植え込み材料が乾かない場合も同様に、乾くまで水やりは控えます。

肥料

新芽が5cmぐらいになった頃から与え始めます。洋蘭用の油かす(大粒)を4号鉢なら1個、6号鉢なら2個、新芽から遠い場所に置いて下さい。約1ヶ月で成分が無くなりますので、30日を目安に新しい油かすに載せ替えましょう。なお、8月中は肥料を与えません。9月上旬、最後の油かすを与え、下旬に油かすを完全に取り除いて下さい。また液体肥料は、油かすを置き始めた頃から10日に1回程度の割合で与え、9月下旬で最後とします。

病害虫

低温での長雨や、急な環境変化によって黒斑病になることがあります。戸外へ出した時や梅雨に入る前には、予防策として殺菌剤を散布しておくことをおすすめします。
風通しが悪い場所や、乾燥気味に栽培しているとダニやカイガラムシなどが発生する場合があります。葉の裏や株元に多く発生しますので、殺虫剤を散布しましょう。

ワンポイント

つぼみや花がある頃に、植え替えや株分けをすると花が咲かなくなります。ある程度花を楽しんだ後で、お手入れをしましょう。なお詳しい栽培方法は、お近くのJOGA加盟洋ラン園で聞いてみましょう。

 

 

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