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あなたにも咲かせられる!
プロが教える洋らんの育て方!
Oncidium オンシジューム
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講師:皿井洋蘭園 皿井岩雄

どんな植物?

原生種は中南米の高地などに着生しています。鮮やかな黄色や渋いえんじ色などの花をたくさん咲かせ、乾燥や寒さにもにも強い洋らんです。価格も手ごろな物が多く、一般家庭でも育て易い品種が多く蘭展などでも人気があります。

置き場所

春から秋までは戸外で鉢と鉢の間隔をできるだけ開けて風通しの良い所に置きましょう。
冬場は室内に取り込みましょう。最低5度あれば冬越ししますが、10℃以上に保たれてれば申し分ありません。
但し、暖房機の近くのような、極端に乾燥する場所は避けましょう。

日あたり

日光を大変好む植物です。
春から秋までは30%程度の遮光をして葉焼けを起こさないように管理して下さい。
強い光を短時間より、多少弱くても長時間日光にあたるようにしましょう。
冬場でもよく日のあたる窓辺に置きましょう。

水の与え方

春から秋の成長期には鉢の下から水が出るくらいしっかりあげましょう。馴れないうちは、植え込み材が一度しっかり乾いてから水をやってください。
冬場に花が咲いているときには特に水のやりすぎによる根腐れに注意してください。

肥料

新芽が特に伸びる春先から7月いっぱいまでは油粕や骨粉などの固形肥料を与えます。肥料の置き場所は出来るだけ株元から離れたところへ置いてください。
秋から冬にかけて窒素分が強い肥料を与えると花付きが悪くなることがあります。 
基本的に冬場は肥料はいりません。

病害虫

丈夫な種類ではありますが、梅雨の頃に過湿になったとき、葉が腐ることがあります。通気をよくして、過湿を防いでください開花時のナメクジによる被害にも注意が必要です。

ワンポイント

多くの種類が乾燥や高温に耐えることが出来ますが、一部種類によっては夏の暑さに弱い物もあります。植え替えなどについては洋らんの専門書をお読み頂くか、JOGA加盟洋らん園でお尋ね下さい。

造園

さらに詳しい栽培方法や、植え替えなどについては、
書店やお近くのJOGA加盟洋らん園でぜひ専門書をお買い求めの上ご覧下さい。

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